MENTAL NOTE(MENTAL NOTE.pdf)
アマチュア奇術愛好家ムナカタヒロシによるメンタル系カードマジックを収録。
メンタルと言っても、ちょっとしたゲームを見せるといったテイストのものが中心で、カードマジック愛好家の方であればお楽しみいただけるかと思います。
それぞれのトリックに少しばかり癖はありますが、どれも観客の前でその効果を確かめたものばかりです。上手く演じればレイマンもマジシャンにもインパクトを与えられる作品を集めています。
PDF、モノクロA5サイズ、全28ページ。
以下、内容紹介です。
1. ’TEMAKI’ Mind Reading
観客にデックから6枚のカードを抜きだしてもらい、そこから2人の観客に1枚ずつカードを覚えさせます。6枚のカードはすぐさまよく混ぜてもらいます。これ以降いっさいカードの表を見ることなく、マジシャンは選ばれたカードを言い当てます。借りたデックで演じられます。
本書のなかでおそらくもっとも気軽に試せるトリックです。
2. The Triumphant Poker
20枚のカードを用いてポーカーを行います。マジシャンの手札と観客の手札、両方とも観客の選択に応じて作り上げます。すべての選択権は観客に委ねられていたはずですが、必ずマジシャンが勝ちます。
2017年発表のレクチャーノート『FIVE FLAVORS』にて発表したトリックです。ある有名な数理原理に基づいていますが、その原理を最大限に活かしたアイデアをお楽しみください。セルフワーキングです。
3. 37+1
マジシャンと観客とでカードを選び、その数の大小を競うシンプルなゲームをします。例によって例のごとくすべての選択権は観客に委ねられていたはずですが、必ずマジシャンが勝ちます。のみならず、マジシャンはゲームの流れを最初から完璧に読んでいたことが明らかにされます。
本書のなかで最も癖が強いトリックです。解説を読んでなんじゃこりゃと思われるかもしれませんが、効果は保証します。
4. O.M.O. Force
こちらのみカードマジックではなく、ある特定の状況下で行う紙片を用いたフォースのアイデアです。うまく行けばマジシャンも引っ掛けられるかもしれません。
また、おまけとして没ネタのカードマジック「Bullet Tells」を紹介しています。